腰痛と言っても様々です。ほとんどの方は血行不良です。 血液の循環を良くする事で、ほとんどの痛みは取れます。 ただ、しこりの出かた,硬さ,大きさ,筋肉のバランス,脊髄の形,骨盤のバランス、全て人それぞれです。 その状態をよく診なければなりません。特にしこりの出かたですが、人によりバラバラです。 人によって負担をかける所が違い、更に同じ所にばかり負担をかけます。 そして、その箇所にしこりが出来ます。私はこれを"原発のしこり"と呼びます。 だから、これを治療して行きますが、まずこの原発を捜すのが大変です。 原発に辿り着くまでに、周りの筋肉が硬くなり、しこりとも現れ、それが邪魔をします。まずそれから取って いかなければなりません。 そして原発を見つけたとしても、その硬さ、大きさはまた人によってバラバラです。 「こんな小さなしこりで、こんなに痛むものか」 と言う方、「このしこりのおかげで入院,検査までしてきた のか」と言う方まで、人それぞれです。 これだけの作業をしなければなりませんので、一回の治療ではまず無理です。 数回に分けて、体の負担を診ながらの治療を進めます。 そして痛みが取れても、定期的な治療をお勧めします。 また、原発のしこりが見当たらない時もあります。 この様な時は治りが早いと思います。
ストレスは、頭の中だけで出現するものではないと私は考えます。 ローリングは経銘といって、気の流れに沿って治療して行きますが、経銘上に色々なしこりとなって現れます。 体中にしこりが出来る事により、ストレスが溜まり、そして気の流れが悪くなります。 しこりを治療すると、両方から引っ張られたしこりや、雑巾の様に搾られたしこりなど、様々見受けられます。 それらのしこりが体全身に出来て、ちょっとずつ硬くなり、引っ張られていき、搾られて行けば、頭の中でどの様な 状態になるでしょうか。 悪い気と言うのは、このうっ血している、しこりに滞る様に私は思います。 持続や集中力は、ローリング治療で復活します。 ローリングで気の流れを良くする事で、予防にもなると考えます。 精神科,心療内科の通院も大事ですが、体全身の治療も大事ではないでしょうか。
患者さんを治療していると良く言われる事があります。 「前に五十肩になったけど知らん間に治ったわ」と言われます。 肩を動かして見ると、五十肩の強烈な痛み、極端な可動域の制限はありませんが、ある程度の制限が残っています。 本人は痛みがなく、ある程度動くものですから治ったと思ってしまいますが、これは決して治ったのではありません。 この様な状態を放って置いてはいけません。 肩に痛みが出ると言う事は、運動不足から来る肩の血流障害です。 体が「肩をもっと使いなさい」というメッセージを送ってくれています。 そのメッセージに痛いからと言って、肩を動かさず シップを貼っているだけでは絶対に治りません。 体からのメッセージにもっと、耳を傾けてください。 町の商店街で一つの店が廃業をして、シャッターを常に下ろしていると、商店街全体の雰囲気が悪くなり、客足が 減ってしまいます。そうすればまた一店、二店と廃業される店が出ます。 これが、体でも同じ事が起きます。 五十肩かなと思ったら、是非相談してください。 全身の血行を良くし、出来る範囲(少し痛いなと思う範囲)でいいですからよく動かす事です。 湿布、痛み止めは厳禁です。
男性にははっきり言って、あまり判らない実感できない痛みですが、女性にとって辛い時は、本当に大変です。 患者さんの相談されている顔,痛まれている姿を見れば、本当に気の毒に思います。 私は、治療家として言わせて頂きます。 臍(へそ)と恥骨の間、真ん中よりやや上(人によって多少異なります)に、やはり潜在的なしこりがあります。 普段から硬くなくてもいいようなところが、硬いわけです。 生理は出血によって、いらなくなった物を外に出そうとします。 その時、筋肉が収縮し外に出そうとしますが、元々が硬いわけであり、硬い所が余計に、どんどん硬くなるわけ です。 「足がつった」と言われますが、お腹の中でも同じ状態になっているわけです。 体全身の血行を良くして、子宮に血液をどんどん送ってやる事です。 この様な状態に排卵を遅らせる為にピルを飲んだり、鎮痛剤を常用したりするのは、出来るだけ控えてください。
冷え性になる方は、色白できゃしゃな体質の女性に多いです。 手足の血行不良が原因ですが、私はまず 内臓の機能が悪くなっていると思います。 内臓が弱くなると、新鮮な血液を体全身に運ぶ事が出来ません。 足裏マッサージ,足湯など 雑誌等でよく見かけます。 足の裏には色々な内臓のツボがあり、確かに良い事だと思います。 しかし、当院は特に腹部,手足の末梢の治療により重点を置きますので、より良い治療が出来ると思います。 そして文字通り、手足が冷えてしまう方は手足の冷えから、腰痛,便秘,肩こり等を悪化します。 秋に来られる腰痛の患者さんは、ほとんどこれらの方です。 最近は男性の患者さんも多い様に思います。 そのような方の腰は血流が、身体の中で高速道路の渋滞と同じような事が起こっています。 この場合は、足の治療に重点を置きます。 そうすれば腰に溜まっていた血流が、勝手に足に流れ末梢を治療する事により、折り返し置点となるため、 勝手に血液が帰って来ます。 その時に腰だけを治療していてはダメです。シップや鎮痛剤は論外です。
潜在的なしこりが、知覚神経を圧迫します。 脳にストレスが伝わります。 交感神経緊張状態となり眠れません。 そして眠ったとしても、目覚めがやたら早かったりします。 本人はもっと寝たいのです。 寝ている時は体を動かさない分、血液循環はゆっくりです。 脳,内臓,筋肉,すべて休ませてあげなければなりません。 ところがしこりが硬ければ、眠っていても 元々血液循環の悪いところで血液を欲しがり、痛み、不快感が 出ます。 そこで、ローリングを全身に施す事によって、しこりがとれ全身の血液の流れが正常になり、理想的な睡眠を 取ることが可能になります。 特にローリングは関節などの細かいしこりも取り除く事が出来、より高い効果を発揮していきます。 また、夜 寝る直前に食事をするのは良くありません。 その時は満腹感になり 副交感神経緊張状態になりますが、消化がされて行くと、栄養分が体に回っていくため 「さあ、行けるぞ!」と言う様に、交感神経緊張状態になります。いわゆる戦闘態勢です。こんな状態では目が 冴えて眠れません。 どういしてもおなかが空いているという時は、一口、二口で胃を落ち着かせる程度にして下さい。
良く言われますが、『枕が悪い』 『ベッドが悪い』 確かにこれらが原因の時も、あります。 しかし、その前に自分の体に問題はありませんか? 人が眠ると、その日の疲れから来る骨格のゆがみ(しこりが原因)を取ろうとして、寝返りを打ちます。 寝返りは出来るだけした方が良いのです。 疲労がピークに達している人が、寝返りを打った時、普段とは違う無理な姿勢になり、長時間その姿勢で眠って いれば、しこりに負担がかかり、"潜在的なしこりが、活動的なしこり"となって痛みが出現します。 これは、首が一番多いですが、腰,背中にも出ます。 やはり痛みの原因となっている、しこりを取り治療する事が大事です。 寝返りを打つ理由ですが、それは一日のストレスを取るための動作です。 母親が子供に寄り添って寝る事はよくありません。過保護を毎日続けると、子供はストレスをどんどん抱えて 行きます。 ストレスを抱えると、引き篭もり,アスベルガー症候群,ニートなど、これらの原因の一つになると思います。 手足を伸ばし、どんどん寝返りの打てる状態で寝かせてあげて下さい。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。 精神的、肉体的ストレスがかかると、そのバランスが交感神経優位へと大きくぶれ、それが白血球のバランスを 崩して、体内の免疫力を低下させます。現代生活がもたらすストレス、それが病気の原因となります。 ガンは免疫抑制状態の極限で起こっている病気であり、ストレスによる交感神経緊張状態によって引き起こされて います。 では逆にストレスなどまったく感じず、副交感神経優位の状態はどうでしょうか? リラックスし過ぎの副交感神経緊張状態は、少しのストレスに対して過敏に反応するようになります。 アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息がこれにあてはまります。 副交感神経を優位にする原因の一つとして、大都会でたくさん走っている自動車が挙げられます。 自動車が排出する炭酸ガスは、生体から酵素を奪います。そういった炭酸ガスだらけの環境のなかで 仕事や生活をしていれば、当然、副交感神経優位になります。 交感神経、副交感神経どちらに傾いてもよくありません。白血球のバランスが崩れ種々の病気を引き起こします。 ローリング療法によって血流を良くし、白血球を正常なバランスに保つことで、病気の治療、予防につながります。
人間生きていれば必ず毒はたまります。 便秘というのはその毒が出ないということであり、いろいろな病気を誘発します。 特に、有害金属が体に残るという事が現在問題になっており、水銀、鉛、カドミウム、ヒ素などは、 いくら気をつけていても体に入ってきます。 毒をためないためには、いかに毒を出すかということを考えなければなりません。 まずは食事からです。食物繊維を中心とした食事に心がけることです。 とくに便秘は女性に多いように思われます。 私は治療家として次のように考えています。 女性の骨盤はお産のために、男性よりも横に広くなっています。内臓、とくに大腸、小腸が下に圧迫されやすいと いうことです。それにストレスが加わり血行不良を起こし、腸の動きが悪くなり、便秘が引き起こされます。 便秘の治療は、内臓の血行を良くして、内臓の動き、位置を正常に戻すということです。
普段、無理を続けて交感神経緊張状態になっている人は、リラックスしたり、夜間に休息することによって、 副交感神経緊張状態になります。 この時、脳への急激な血流の回復が起こり、まわりの組織を圧迫し(とくに三半規管)、目まいを引き起こします。 また、血流の刺激が音を出しているように聞こえます(これが耳なりです)。 したがって、目まい、耳なりの治療は、普段から脳への血流を良くしてあげなければなりません。
薬による治療はすべて対症療法で抗炎症剤を使っていますので、ひどい症状は一時的に治まりますが、 根本的に原因が解消されているわけではありません。
頭痛は一般に、偏頭痛や緊張性頭痛など、いろいろに分類されています。 しかし私は、その分類には あまり意味はないと考えています。 なぜなら、頭痛にはすべて痛み止めが処方されているということです。 頭痛は脳にいく血流障害によって引き起こされます。 痛み止めの薬を飲むと、 頭痛はうそのようにサッと消えてしまいます。 (常用している人は、薬になれてしまい、どんどん量が増えていきます。また別の病気の原因になっていきます。) 脳に行く血流障害が発生すると人間が本来持っている自然治癒力が働き、血管を開いて血流を多くしようとします。 この血管を開くときにプロスタグランジンを抑制します。したがって痛み止めの薬はその時の痛みは取りますが、 薬が切れてしまえば、また同じことの繰り返しになります。 どうしても痛い時は仕方がありませんが、少なくても常用はやめたほうがよいことは確かです。
頭痛の治療は次のようなことが基本になってきます。 「頭が痛い!」と言われている人の顔を見れば、必ず顔色が悪くなっています。顔色が悪いということは、 内臓の血流が悪くなっています。体の中で一番先に血流障害を受けるのは内臓です。 内臓の血流を良くしてから 頭、首、肩の血流の改善を行います。 その次に手足の末梢が重要になってきます。マラソンでいう折り返し置点を治療します。 これらの治療で必ず頭痛は改善します。(これらの治療で改善しないときは病院の診察を進めます。) 脳にいく血流を良くすることで発想もよくなり、常にプラス思考の状態になります。 目の疲れ、並行感覚の改善、痴呆症、パーキンソン氏病、脳卒中、高血圧の治療、予防にも効果があります。
痛みや苦しみ、体の不調をかかえて健康な体を取りもどすことを望んでいる人が非常に多くおられます。 時の流れに沿うように、文明の進歩の速度をゆるめることなく、 結果として、なかなか治らない多くの慢性病や体調不良を生むことになりました。 その原因は、現代社会によるさまざまなストレス、内臓を酷使し過ぎる食生活、 便利になり過ぎた生活によって体を使わない運動不足、などからくる血流循環の不調であります。 とくに微細な毛細血管の血流障害が重要になります。 その結果、人間が本来もっている”健康力(自然治癒力・免疫力)”、その力が発揮できなくなってしまいます。 その病んだ体を正常な”健康力”をもった身体に戻すのに効果を上げるのがローリング療法です。 基本は体中の血行をよくして、血液が内臓に運ぶ新鮮な酸素や栄養の量を増やしてあげようということです。 新鮮な血液で代謝が盛んになることで、人間が本来持っている自然治癒力が高まれば、 あそこが痛い、ここが痛いといっていた慢性病の大半、どこと指摘はできないけれど体の不調が続くという人の 悩みは解消し、元気な毎日が送れるようになります。
ギックリ腰と腰痛は同じように捉われるかもしれませんが、少し意味が違ってきます。 一言でいえば、腰痛の場合は慢性的な痛みですが、ギックリ腰とは急性の痛みをいいます。 ただ急性だからといって、なんでもかんでも冷やし、安静にすればよいというものではありません。 (冷やさなければいけないものもあります。) どちらも血液循環の不良がもともとの原因ですが、ギックリ腰の場合、腰の筋肉の急激な痙攣を起こしています。 その痙攣を鎮めることが治療になってきます。 慢性的な腰痛は痛み原因となっている”原発のしこり”を治療するのが目的となってきます。 ただ目的とするところは違いますが、治療法はほぼ同じです。やはり基本は内臓です。 お腹を治療することにより、どの臓器に負担がかかっているかを探します。 そして負担のかかっている臓器の反射点、腰痛の人が必ず反応を示す反射点、手の甲と足くるぶしを治療します。 そして、腰痛の人の場合、股関節が必ず硬く、開かないようになったり、内に閉じにくくなったりしています。 また、股関節には胃の反射点や内臓、腰痛の反射点の多くあるところです。念入りに治療します。 これらの反射点を重点的に治療することにより腰に血液が流れ、痙攣がおさまり、痛みも緩和します。 先にも述べましたが、慢性的な腰痛も、ギックリ腰も基本的に治療は同じですが、ギックリ腰の場合、 基本的に局所には触らないように治療します。
血圧とは、心臓から送り出される血液が血管にかかる圧力をいいます。 なにかで緊張したり、心配事があったり、イライラすれば、血圧は上がります。 交換神経が緊張し、心臓の拍動が高まり、血液を送り出す量が増え、同時に血管が絞られ収縮します。 逆にリラックスして副交感神経が優位になると、心臓の拍動をゆったりとし、血管を拡張して血圧を下げます。 つまり高血圧とは、働き過ぎ、悩み過ぎによるストレスによって引き起こされています。 当院は「血管美人」という毛細血管を観察する装置を備えています。 高血圧の人をそれで見ると、血液がやたらと速く流れているところ、遅く流れて詰まっているところが見えます。 ストレスがかかることにより、ところどころの毛細血管が絞られ、血液の流れが遅く詰まっているように見えると考えられます。 そして、やたらと速いところは、その遅いところを流そうとするために心臓に負担がかかり速くなっていると考えます。 ローリング治療で体全体を治療していくと、毛細血管の詰まっているところの血液がスムーズに流れ、速いところ、 遅いところの差がなくなり、全体の毛細血管の流れが正常に戻ります。 薬の場合ですと、流れの遅いところを無視して、 心臓の動きを抑えて速いところの血流を遅くします。 そうすれば、遅いところはよけいに遅くなります。 また、末梢血管を広げる薬では、一時的に血圧は下がりますが、血管が広がり過ぎることにより、 逆に血液の流れを抑えようとします。 続けていると血圧はまた上がってきます。 一時的な薬の使用は仕方がありませんし、薬を飲まなければ危険な時もあります。 しかし、薬だけに頼っていると、いずれ体の破綻を招きます。 ローリング治療で交感神経優位から副交感神経優位にする。 食物繊維をよくとり、腸管の動きをよくする。 運動をして血液の流れをよくする。 このようなことに努力されなければ、どんどん交感神経緊張状態になり、 また別の病気の原因、薬漬けの生活になるでしょう。
腰痛になり病院に行くと、まずレントゲンを撮ります。 そして、脊椎に変形があると、「ここに変形がありますね〜! 痛みの原因はこれですね!」と言われることがよくあります。 それを聞いた患者さんは、「そしたら、もう治らないのか!」と言って、あきらめて帰られます。 まだそれだけならいいのですが、痛み止めの薬、湿布を処方されます。 患者さんはどうしていいのか分からずに、仕方なく薬を飲み、湿布を貼られます。 患者さんは治らない、痛みが取れないという悪循環におちいっていきます。 下のレントゲン写真をご覧下さい。
上のレントゲンは正常な脊椎です。 下二つのレントゲンは完全な変形性脊椎症です。 この下の二つのレントゲンを見ると、普通の人ならば“ビックリ”すると思います。 確かに、かなり変形が進んだ脊椎です。 下二つのレントゲンですが、これは別々の人、お二人の方のレントゲンですが、このお二人に共通しているものがありました。 それは、「腰に痛みがない!」と言う事でした。 お二人共に、足に多少の「しびれ」はありました。 まったく支障がなかったとは言えませんが、普通に生活はされていました。 では、何故これほどの脊椎に痛みがなかったのでしょうか? 最近は見かけなくなりましたが、腰が90°に折れ曲がったお婆さんを、むかしはよく見かけました。 (最近は電化製品の発達により重労働がなくなった生活、豊富な食生活により、あまり見かけなくなりました) しかし、そんなお婆さんでも畑仕事や、野良作業を元気にされていました。 むかしは、現在のように医学も発達していません。 身近に行ける医療機関もありませんでした。 そのため、温泉に行って体を温めたり、家庭でお灸をすえたり、湯たんぽで腰を温めたりと、意識せずとも血流を良くされて いました。 と言う事は、私は骨の変形が必ずしも痛みの原因になるとは言えないと思います。 上のレントゲンのお二人の方々も、私の所に治療に来られていたと言う事もありますが、常に血流を良くすると言う事に努めて おられました。 ここまで変形したものが、上のレントゲンの正常像のようになる事はありませんが、血流を良くして可能な限りの組織の 修復をすることで、痛みは必ず取れる、もしくは軽減すると私は思っています。 病院で変形脊椎症と診断されても、あきらめずに是非御相談下さい。 薬、湿布、コルセット、これらに頼っていては、私は絶対にいけないと思っています。